白鷹町の昔。織物の面白さ。

白鷹紬は、長井紬とその発祥を同じくし、米沢藩が領内を青苧(あおそ)や紅花といった材料の生産地から、自給自足の絹織物産地に変えたことで始まりました。

明治中期からは長井と同様、白鷹でも「米琉絣(よねりゅうかすり)」が織られていましたが、明治後半に栃木県足利の技術者から学んだ「板締(いたじ)め」を導入し、緻密な絣(かすり)文様を実現。白鷹紬ならではの染織の世界を創りました。

現在も、板締め染による絣やお召(めし)を製作しており、白鷹町に2軒ある織物工房のうち1軒の小松織物工房では、主に「白たかお召」と「白鷹板締小絣」を作っています。

全国でここだけとなった板締め染技法によって作られる絣は、文様や皺(しぼ)に独特の風合いや特徴があり、その工芸的価値の高さから、昭和51(1976)年に「置賜紬(おいたまつむぎ)」として国の伝統的工芸品指定を、平成19年には県の無形文化財指定を受けました。

そして小松織物の小松紀夫さんは、2016年にこの白鷹紬継承における長年の功績を国より讃えられ、叙勲を授かっています。

当社とみひろの養蚕の取り組みでも、当初からさまざまな面でアドバイスやご協力をいただいてきた小松さんへ、白鷹町の昔のことや、織物の魅力について、お話を伺いました。

 

 

 

 

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