五大節句『重陽の節句』を祝ふ
9月9日は「重陽の節句」 奇数を縁起の良い数としている中国では、最上の数の九が重なるこの日を「重陽の節句」として盛大にお祝いしました。 1月1日、3月3日、5月5日、7月7日と並ぶ五代節句のひとつで、昔はグミの実を袋に入れて野山に登り、菊酒を飲んで邪気を払って長寿を願ったといいます。 このため...
もっと読む4・5月は家に籠もらざるをえなかったこともあり、こうして外出が許された今、外に出て日光を体いっぱい浴びたい方も多いはず。 梅雨が終われば、一気に夏がやってきます。 そろそろ蝉の鳴く声も響いてくるでしょう。 さて、毎年この時期になると体調を崩しがちな私。 屋外は重くのし掛かるような温熱空間の一...
もっと読む2016年トーキョーワンダーウォール大賞受賞をはじめ、今では国内を越えて海外からの注目も集める美術家 黒田恭章。東京恵比寿にある黒田のアトリエを訪れ、今日の作品スタイルにいたる過程や、彼の作品が持つ世界観について聞いた。 織物や織ることを通して感じるのは、自己や他者、自然と人為、そうした...
もっと読む白鷹紬は、長井紬とその発祥を同じくし、米沢藩が領内を青苧(あおそ)や紅花といった材料の生産地から、自給自足の絹織物産地に変えたことで始まりました。 明治中期からは長井と同様、白鷹でも「米琉絣(よねりゅうかすり)」が織られていましたが、明治後半に栃木県足利の技術者から学んだ「板締(いたじ)め」...
もっと読む(source : flickr.com/ by T. ENAMI: www.t-enami.org/) 「他の命に寄り添って生きていくことの価値」 >>現在、国内の養蚕農家は激減しました。しかし、そんな中でも、沢辺さんから見て、どんなところに蚕や養蚕の価値はあると思いますか。 農業全...
もっと読む特集インタビュー No.1 Vol.2 社会学博士 沢辺満智子 科学技術の発展した今日でも、謎の多い生物と言われている蚕ですが、蚕と私たち日本人は数千年も前から、ともに重要な存在として共存してきました。 昨年青山とみひろで開かれた講演イベントでも大変好評だった沢辺満智子さん(社会学博士)を...
もっと読む特集インタビュー No.1 Vol.1: 国内の養蚕農家は現在300件を切るほどまでに減少していますが、蚕と人は、数千年前からともに生きてきました。 昨今遺伝子組み換え蚕などの科学的側面が注目される一方で、日本人の生活や風土と密接に結びついていた養蚕という行為の文化的・民俗学的側面についてはあ...
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